【note】思い込みは人を傷つける刃となりかねないという話
今日、Twitterでバズっていた岸田奈美さんという方のnoteを読み、これはストックすべき記事だと思い、自分の考えをまとめた。
変身を遂げた差別→思い込み
岸田さんのnoteの記事の中には、思い込みによって傷ついた原体験が記されている。
「弟はダウン症だからジェットコースターでパニックになるだろう」→実際は弟はパニックにならない
「弟はダウン症だから手を煩わせるだろう」→実際は弟に助けてもらってばかりである
「車椅子だから車椅子に乗るのに時間がかかるだろう、面倒だろう」→実際はすぐに車から乗降できる
「がん患者だから食べ物に気をつけていて、体に悪いお土産のお菓子は食べないだろう」→喜んで食べてくれた
全て人の勝手な思い込み。思い込みが時に、人を傷つけてしまうことがある。
例えばAという人と初めて会うとする。
Aのことについて、事前にBという人から情報を聞いていた。
AについてBが目で見たこと、耳で聞いた負の部分のことをそのまま鵜呑みにしてAと接すると、マイナスの思い込みが先行しまう場合がある。Aについてのマイナスの思い込みが先行して接してしまった結果、本来友好な関係を築くべきAを傷つけてしまい、関係が破綻することが起こりうる。
岸田さんのnoteから学べるのは、相手と接する場合は、良いも悪いも伝聞による思い込みではなく、あくまで自分が相手と実際に接した時の相手の行動を観察して、それによって自らが感じた印象が最も大事だということだ。相手を知りうるための肩書や評判は、あくまでその人を表す1つの持ち物でしかない。百聞は一見に如かずなのだ。
百聞は一見に如かず
元々自分は、「百聞に一見は如かず」という言葉が1番好きだ。
ビジネスでも、相手の肩書ではなく、人や組織の行動を観察して、本質を見抜くように努力をしている。
百聞は一見に如かずという言葉の意味の大事さを、岸田さんのnoteは改めて気づかせてくれた。
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