【ベンチャー転職】資本金20億円企業から2人目の従業員として入社したベンチャー企業への転職で感じた違い

今年2019年の3月末に、全国展開の資本金20億円の流通系企業を退職し、4月から2人目の社員として、2年前に設立されたばかりの滋賀県のベンチャー企業に転職しました。当然ながら、現在の直属の上司は社長です。

結論から言うと、前職よりも自分が求めていた環境となり、日々楽しく(=楽ではない)仕事をしています。

その中で、私自身が大きく感じた前職(大企業)と現職(ベンチャー)との違いをまとめてみました。

何でも自分たちでやる

前職では流通系法人の既存顧客を中心に、一部新規開拓も行いながらもルート営業をしていました。

グループ全体で450人規模のそこそこ大きい会社であったため、仕入・事務・生産工場・運送・経理・総務・新規事業部署など、役割を持つ各部署ととの連携を行いながら仕事を進めていました。つまり、全て仕組み化されたビジネスモデルの中で、営業という役割を担っていました。

一方で現職では、現在社員は2名体制のため、上記の役割を全て自ら行う必要があります。

大きなビジネスにしていくためには仕組み化していくことは必須であり、社長も私自身もそれを理解しています。しかし現在は、自分たちの仕組み化を行っていくための資本が不足しているので(特に人的資本)、まずはとにかく自分たちで手足を動かします。

これからの課題は、自分たちで行っていることをどのように仕組み化できるかにかかっています。これはどのベンチャーにも共通することじゃないでしょうか。

事業を進めていくスピードが段違いに速い

前職では、会社の資産を使って事業を進めていくためには、下記のようなステップが必ず必要でした。

稟議書作成⇒課長決裁⇒部長決裁⇒役員決裁⇒社長決裁(原本を東京→本社某所へ郵送)

稟議書作成から社長決裁までには10日以上かかります。

前職では稟議書は紙の原本で回覧しないとだめというルールだったので、わざわざ紙に印刷し、それを役員決裁が終わったら郵送を行わなければいけないという非効率っぷりでした。この仕組みが私自身大嫌いで、転職を決意した大きな理由の1つでありました。

それでは現在はというと、社長に直接事情を説明⇒その場で決裁。

例えば、私が来てから私の営業用の中古車を1台増車したのですが、それも瞬間風速的に決まりました。このようなスピード感を持って仕事ができるのは、間違いなくベンチャーの良い点です。

経営者の考え方を吸収できる

前職では、事業本部の役員が典型的なサラリーマン上司でした(一方で、直属の上司には恵まれました)。思い出すに、典型的なサラリーマン上司の思考はざっと下のような考え方だと思います。

<典型的なサラリーマン上司の思考の特徴>

・他人(部下)に責任を押し付ける

・口で指示するだけで自ら行動しない

・自分の上司にゴマをする

もうこの辺は会社組織に所属している方なら、誰しもが感じていることではないでしょうか。最後の2年はこのサラリーマン上司が事業本部のトップだったので、特に中間管理職の方々がアクションのない(できない)事業本部のトップ相手に苦労している姿を散々見てきました。

一方で、この半年間社長と一緒に働く中、経営者は下記のような思考の特徴があると思いました。

<経営者の思考の特徴>

① 法人のお金をどう増やしているかに全神経を注いでいる

例えば私から社長に何かを提案する場合でも、それに費用が伴う場合、そのお金を使うことでどれほどお金や時間に価値をもたらすかをシビアに判断しています。この半年で社長から言われて一番なるほどと思ったのが、そのお金を使うことでお金が喜ぶかどうかという言葉です。経営者がお金を使う判断基準が、この言葉に全て集約されていると思いました。

② 常に危機感を持って行動している

経営者は明日生存していけるお金が残るかを四六時中考えています。

行き過ぎた儲け主義というわけでは決してないのですが、規模もまだまだ小さい企業であるため、企業のお金や資産を増やすために、守るために常に危機感を持って行動しています。

③ ノリが良い

経営者はノリが良いです。

よく社長の会食に同席させて頂くのですが、会食で盛り上がったことについて、翌日にはもうプロジェクトがスタートしているということが普通にあります。このあたりのノリの良さも経営には必要なのかもしれません。

私は昨年に転職を決意して、それを行動に起こすまでは日々相当悩んでいました。自覚はあまりありませんでしたが、環境が変わることに恐怖があったのだと思います。しかし、現在はこの決断は間違っていなかったと胸をはって言えます。

一方で、まだまだ会社を大きくするための貢献度は微々たるものなので、もっと会社の信用を上げていけるような仕掛けをどんどんしていきます。

今いる環境に不満がある方は、思い切って転職して環境を変えてみるのも1つの手だと思います。規模の大小に関わらず、自分に合う良い会社というのは必ずあるはずです。