【第101回甲子園展望】各ブロック展望・ベスト8予想

明日からいよいよ、101回目の夏の甲子園が開幕します。

今年も49校が全国制覇を目指します。

改めて、組み合わせは下記の通りです。

高野連ホームページより抜粋

初戦から優勝候補同士の対戦も組まれました。

それでは、各ブロックの見どころをまとめます。

各ブロック分析(ベスト8予想)

筑陽学園ブロック

岡山学芸館・広島商業・筑陽学園・作新学院の4校がベスト8を争います。

このブロックは筑陽学園が頭一つ抜けている印象があります。

筑陽学園は、福岡大会の準決勝でドラフト候補である149キロ右腕下村擁する九州国際大付、決勝では春の九州王者西日本短大付をそれぞれ制し、選抜ベスト8の力を十二分に発揮して福岡大会を制しました。

筑陽学園の最大の特徴は西舘・西・菅井の投手3本柱。

中でも福岡大会では背番号10を付け、甲子園ではエース番号1をつける西舘昂汰の成長が著しいです。

西舘の最速は145キロ。

しかしながら、187cm83kgという恵まれた体格の持ち主なので、甲子園では彼の潜在能力が引き出されるかもしれません。

エース西舘を中心に、ベスト8以上も狙えるチームと考えます。

近江・東海大相模ブロック

近江・東海大相模・中京学院大中京・北照の4校がベスト8の座を争います。

近江ー東海大相模のカードは、決勝戦と言われても違和感のないカードです。

個人的には、近江がベスト8に進出すると予想します。

近江の根拠

①バッテリー中心に守りが堅い

昨夏の甲子園も湧かせた林ー有馬のバッテリーやセンターラインを中心に、滋賀大会をノーエラーで制しました。まず守備で崩れることはありません。

その近江の要となる存在が、キャッチャーの有馬。

彼のインサイドワークや試合の流れを読む力は、今大会No.1と言って間違いないと思います。

②甲子園での経験値が豊富

昨夏の甲子園をベンチ入りで経験した選手が6人残っています。

夏の滋賀大会決勝も、終盤まで0−0が続く緊迫した試合となりましたが、グラウンドの選手たちに焦る雰囲気は全く無かった印象です。

昨夏の近江は完全アウェイの金足農業相手に悲劇的結末となりましたが、あの試合から近江のファンになったという人は少なくないように感じます。

ましてや今年の初戦の相手は原監督や菅野らの出身校で、巨人のイメージの強い東海大相模。

今年は近江への声援も昨年とは比較にならないぐらい大きくなるものと予想します。

③林が消耗していない状態で東海大相模戦に挑める

近江の絶対的エースである林が、万全の状態で東海大相模に挑めるという点は大きいと思います。

投手陣の層がそこまで厚くない近江にとって、いかに林を休ませながら勝ち上がるかは課題です。

一方で、林が消耗している状態で猛打の東海大相模打線を抑えるのは一筋縄ではいきません。

そういう意味では、林がフレッシュな状態で東海大相模戦に臨めるというのは何よりも大きい。

球場を味方につけ、近江が東海大相模を破り、最終的にベスト8に進出すると予想します。

花咲徳栄・明石商業ブロック

花咲徳栄・明石商業・宇和島東・宇部鴻城の4校がベスト8の座を争います。

選抜ベスト4の明石商業がベスト8に進出すると予想します。

花咲徳栄ー明石商業の一戦は、近江ー東海大相模に引けを取らない初戦屈指の好カード。

花咲徳栄は不安視されていた投手陣も、左サイドハンドの中津原がエースとして台頭。安定感を誇るピッチングで夏の埼玉大会を制す立役者の一人となりました。

打線は1〜7番まで3割台後半以上のアベレージを埼玉大会で残した選手がズラリと並び、全国トップクラスの力を誇ります。

一方の明石商業は、2年生ながら最速149キロを誇るエースの中森を擁します。来年はドラフト上位の指名が濃厚と思われる、非常に才能に溢れた投手がいます。

近江同様、明石商業の絶対的エースである中森が、フレッシュな状態で強打の花咲徳栄に挑めるという点は大きいです。

このブロックは明石商業がベスト8に抜けてくると予想します。

智弁学園ブロック

海星・聖光学院・智弁学園・誉・八戸学院光星の5校がベスト8を争います。

智弁学園がベスト8進出と予想します。

智弁学園の強みは打線と1年生。

核弾頭として暴れまくるサードの塚本筆頭に、打線は切れ目がありません。

また、前川右京・西村王雅・小畠一心と、非常に能力の高い1年生が活躍している点も強みです。

履正社・津田学園ブロック

佐賀北・神村学園・高岡商・石見智翠館・履正社・霞ヶ浦・静岡・津田学園の8校のブロックとなりました。

甲子園経験豊富な高校が揃いましたが、津田学園のベスト8入りを予想します。

津田学園はプロ注目の148キロ右腕、前がチームを引っ張る存在です。

今大会で大ブレイクの可能性を秘める投手です。

前を中心に、津田学園がベスト8に進出と予想します。

津田学園は今大会のダークホース的存在です。

星稜・智弁和歌山ブロック

星稜・旭川大・秋田中央・立命館宇治・米子東・智弁和歌山・明徳義塾・藤蔭の8校がベスト8を争います。

今大会No.1投手奥川恭伸擁する星稜がベスト8進出と予想します。

奥川は石川県大会のスピードガンで150キロ台を連発。進化が止まりません。

彼の最大の強みは、プロ顔負けのストレートやスライダーをコーナーに投げ分けられるコントロール。日本球界を代表するピッチャーである巨人菅野も、奥川のコントロールを絶賛しています。

彼のスケールはチームを全国制覇に導く力を十二分に持っています。

小学校からバッテリーを組む山瀬筆頭にチームメートのレベルも非常に高く、ベスト8に最も近い存在であると思います。

恐らく3回戦で1年生から活躍する黒川・西川・東妻や、池田・小林と140キロ台後半を記録するピッチャーを擁する智弁和歌山との対戦が予想されますが、この試合が実現すれば、大会屈指の名勝負となるのはまず間違いありません。

花巻東ブロック

前橋育英・国学院久我山・敦賀気比・富島・花巻東・鳴門・飯山・仙台育英の8校がベスト8を争います。

好投手西舘を擁する花巻東がベスト8に進むと予想します。

花巻東のエース西舘は最速150キロ。

昨年の今頃は最速142キロぐらいでしたから、最終学年になり一気に素質が開花してきています。

140キロ投手を複数抱える仙台育英投手陣も強力ですが、スケール感の大きい西舘の活躍で花巻東がベスト8に進むと予想します。

習志野ブロック

習志野・沖縄尚学・高松商・鶴岡東・日本文理・関東一・熊本工・山梨学院の8校がベスト8を争います。

選抜準優勝の習志野がベスト8に進出すると予想します。

習志野は選抜準優勝の原動力であるエース飯塚のストレートの最速が150キロに到達しました。

千葉大会準決勝の木更津総合との試合は、とても地方大会と思えないレベルの高さでした。

選抜よりも更に力をつけた感のある習志野がベスト8に進出と予想します。

まとめ

ベスト8に残る高校は筑陽学園・近江・明石商・智弁学園・津田学園・星稜・花巻東・習志野と予想しました。

しかしながら、何が起こるがわからないのが甲子園。

今年もたくさんのドラマが生まれるでしょう。今から楽しみでなりません。