【2019高校野球埼玉大会展望】強豪各チームにプロ注目選手がおり大混戦。関東大会で習志野を倒した山村学園が悲願の初優勝を狙う

埼玉大会の展望をまとめます。

今年は152チームが代表枠を争います。

埼玉県代表有力候補

本命:山村学園

山村学園が悲願の甲子園初出場を果たすと予想します。

関東大会では選抜準優勝の習志野にコールド勝ち。下級生時代から活躍してきた選手も多く、今年は間違いなく勝負の年だと思います。

特に1年夏から実戦経験豊富なエース和田の存在が大きい。和田はスピードこそそこまでありませんが、その投球術は埼玉No.1と言っても過言ではありません。

対抗:浦和学院

昨夏は大阪桐蔭に敗れ全国ベスト8。

西武にドラフト2位に指名された渡辺勇太朗やエース河北を中心とした投手陣は超強力でしたが、今年もその一角を担った左腕の永島と、2年生の速球派美又が健在です。

野手も中前、畑と昨夏の主力が残りますが、例年の浦学に比べればやや非力感があるのは否めません。

打線の厚みを本番前にどこまで引き上げられるかが鍵になります。

単穴:春日部共栄

秋春の埼玉王者。エースで4番の村田がチームの大黒柱です。

しかしながら、春の選抜や関東大会では思うような結果が出ておらず、正直残念な結果が続いています。

村田以外に計算できる2番手、3番手投手が台頭してくるか。

花咲徳栄について

2017年の全国王者であり、昨年も野村を擁して北埼玉大会を制しています。

しかし、正直今年はかなり厳しいのではと見ています。

韮澤・井上・羽佐田のクリーンナップは、全国規模で見ても屈指の破壊力を持っています。

一方で、徳栄は昨年から深刻な投手不足に陥っています。

昨年のエース野村も、最速146キロを誇ったとはいえ本質的には野手であり、実際に甲子園では横浜打線にKOされてしまいました。

今年も投手陣に関しては不安がかなり残っています。その投手陣の不安を、埼玉No.1の強力打線がどこまでカバーできるかがポイントです。

その他注目の好投手

今年の埼玉は好投手が多いです。

Aシードの浦和実業は、2年生ピッチャーの豆田が春季大会で大活躍し準優勝。

豆田は球速こそ140キロ程度ですが、しなやかなフォームからキレのあるストレートを投げるピッチャー。関東大会では山梨のデスパイネこと山梨学院の野村から三振を奪いました。

春季大会の奪三振率12.38は、球速を考えたら驚異の数字。それだけ球にキレのある証拠です。

夏の大会でどれだけのピッチングを見せてくれるか、今から楽しみな好投手です。

昌平の米山は、最速143キロ。山村学園和田と並ぶ、埼玉でトップクラスのサウスポーです。

東農大三のエース右腕飯島は、最速145キロを誇ります。

埼玉大会序盤の注目ポイント

Dシードの聖望学園と、昨夏の南埼玉大会準優勝校である県立川口のカードは初戦屈指の好カードです。

東農大三の初戦の対戦相手である本庄東も力のあるチーム。

Cシード埼玉栄の初戦の対戦相手である埼玉平成も、ベスト16〜32ぐらいには顔を出してくる高校であり、ハイレベルな戦いが予想されます。

そして順調にいけば、4回戦でAシード浦和実業とノーシードとなった浦和学院が激突します。

共にハイレベルな投手陣を抱え、地方大会とは思えないような、見応えのある投手戦が期待できそうです。